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    2011.11.11 (Fri)

    第二十一夜

    いらっしゃい。
    すっかり寒くなったジュネーブで、あったかいトコロに集まってきたんだね。
    良い音楽を聴いて、こころが弾んだら
    ここで一時だけ、休んでいくといい。


    ユメとツマミは昨夜、チェリスト・サトリが所属するオーケストラの演奏会に行っていた。
    演目は

    Romeo and Juliet

    誰もが知るところのシェークスピアによる悲恋、その傑作と言われるものである。
    舞台は14世紀のイタリアの都市ヴェローナだ。
    どんな想いを込めてサトリはチェロを奏でていたのだろうか・・・
    その 後ろ姿は震える程に繊細で、しかし細く小さい身体はしなやかに力強かった。



    1節にはロミオは自殺しなかったという。
    毒薬で仮死状態のジュリエットを見て、本当の愛であったのなら
    ロミオはそれを分かり合えたはずというものだ。

    奇しくも、シェークスピアの作品の中で
    こんなにまでも悲恋の最高傑作とまでうたわれているのに
    この作品は4大悲劇には入っていない。

    しかし人々に愛されてやまないのは
    その死をもってしか貫くことのできなかった愛と
    自分たちではどうにも変える事のできなかった家庭環境にある。



    ここに部屋をシェアする3人の女達は、仕事も、育った環境も異なる。
    唯一の共通点は
    遠く離れた日本に最愛の者を残していることである。
    仕事と愛の間に、彼女達はきっと悩み続けるのだろう。
    しかし
    彼女達はロミオとジュリエットとは違う。
    もう一つ足りないのは、死ではなく愛に生きるための勇気。


    写真+11-11-11+7+44+41_convert_20111111181614


    今夜はツマミが懐かしい味を作る。
    決して手はこんでいない。



    彼女達には、彼らに作ってあげたい味がある。

    好みもスパイスも異なる。
    そしてその味には身を焦がした各々の想いが詰まる。


    届けたいのは
    壁を乗り越えた先に見える
    そのベランダにいる彼女達のロミオなのだ。



    今夜もまいど。
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    19:10  |  ツマミ  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(2)

    Comment

    手は込んでいないけど、味が染み入る、そんな一品をどうもです。

    私のロミオはいつベランダから見える?
    まずは、ベランダのあるお家に住まねばです。。。
    けい |  2011.11.12(土) 21:06 | URL |  [編集]

    けいさん いらっしゃい

    > 手は込んでいないけど、味が染み入る、そんな一品をどうもです。
    >
    > 私のロミオはいつベランダから見える?
    > まずは、ベランダのあるお家に住まねばです。。。

    いつも温かなコメントを有難うございます!
    実は私の部屋もベランダがありません(笑)
    だから、私の場合、届けるより他なさそうです(^-^;)
    ansheen |  2011.11.13(日) 20:34 | URL |  [編集]

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