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    2011.11.13 (Sun)

    第二十三夜

    いらっしゃいませ

    こんばんは

    日曜日、いかがお過ごしですか?

    ジュネーヴの女たちは最近どうも様子がおかしいようだ。

    料理は人の心を映すというが、作る味の趣向が変わってきているのである。

    Photo+12-11-11+20+10+54_convert_20111113193711.jpg


    サトリのポトフ。

    彼女にとっては懐かしの味だ。
    あたたかく、優しく、それでいてハイセンスだった彼女の母親の味。
    しかし母の味が恋しいわけではない。

    もう一品。

    Photo+06-11-11+19+33+51_convert_20111113193754.jpg

    ホウレン草ときのこのクリームリゾット。

    以前のサトリのスパイスの効いた味は影を潜め、彼女にしては非常に珍しくクリームを使ったことでマイルドになっている。

    思い出していただこう。

    Photo+02-11-11+22+45+42_convert_20111113193554.jpg

    サトリと言えば炒めたキャベツに食べるラー油をぶちまけ、フライパンから直接さいばしで食べるような女
    だったはずだ。

    ところが最近、'優しい味'を追求し始めたのである。
    そして、気が付いたら母の味を追っていた。


    この変化に驚いているのはツマミだ。
    なにせ彼女にお酒を教え込んだのは辛口党のサトリだったのだから。

    'アムスから帰ってきてから、なんか加速してない?!'

    しかしそんな彼女を見て、ユメはしたり顔である。

    'オランダのビタミンI=愛ですよ'

    そう、彼の地の空気、それはall you need is love.
    それが味に沁み込んでいるのだ。

    例えばユメがよく作っているクッキー。
    笑いがこぼれてしまうようなひとくち。
    誰かを想って作る味。
    食べてもらう人への愛が、食材と食材の隙間を埋める。

    ユメの味もオランダ以来ますます柔らかくなり、彼の胃袋をつかんで離さないのは確実だ。


    ヨーロッパへ来て1年、一人で走り続けたサトリがオランダ小旅行で見たもの。

    それは、ピュアラブの絶対性。
    ずっとないがしろにしていた素直な気持ち。
    誰もが幸せそうで、平和で、不法移民もホームレスも住めないほどの空気のキラメキ。

    様々な場所を訪れてきたけれど、あれは異国文化ではなく、人間の普遍的な未来の答えを見せられたような、不思議な感覚だった。


    迷いつつも、不安に駆られつつも、一年ぶりに会いに行こう、と思う。

    仕事や留学の都合よりも、第一に優先するべきものなんじゃないか。

    いつもいつもその間で葛藤していたけれど、とりあえず、愛を、再開しよう。

    離れていても、時間がかかっても、いろんな形があっていいのだ。

    ただ、ないがしろにしてはいけない。

    愛が本物だということは疑いようがないと、オランダが確証してくれたのだから。

    Photo+01-11-11+15+04+48_convert_20111113204548.jpg

    今夜もまいど。
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    21:08  |  サトリ  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(2)

    Comment

    愛が想い浮かべば、それにそった味が生み出されるのでしょうかね。

    マイルド系、好きです。

    どちらまで逢いに行かれるのでしょうか。
    けい |  2011.11.14(月) 19:17 | URL |  [編集]

    Re: タイトルなし

    > 愛が想い浮かべば、それにそった味が生み出されるのでしょうかね。
    >
    > マイルド系、好きです。

    そうなんですよね、自分のために作るとスパイス効いちゃうのはなぜなんでしょうか…

    > どちらまで逢いに行かれるのでしょうか。

    日本ですよ、もちろん笑
    ansheen |  2011.11.17(木) 06:42 | URL |  [編集]

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